日帰り手術SURGERY
眼瞼下垂（まぶたの手術）
眼瞼下垂とは
まぶたを持ち上げる筋肉（眼瞼挙筋）の機能が損なわれて、十分に目が開かない状態のことです。まぶたが重い、上方の視野が狭くなるという症状だけでなく、頭痛や肩こりの原因となる事もあります。原因は先天性、加齢性、コンタクトの長期装用、外傷等様々ですが、治療の基本は手術となります。
眼瞼下垂の分類
年齢の変化によるものには大きく2種類あり、
皮膚のたるみによりまぶたが皮膚で隠れる眼瞼皮膚弛緩と、
まぶたを持ち上げる筋肉の筋力低下が原因である腱膜性眼瞼下垂とに分けられます。
まぶたの手術の流れ
まぶたに麻酔のクリームを塗り、麻酔の注射による痛みを最小限におさえます。
まぶたに麻酔の注射をします。
眼瞼皮膚弛緩のみであれば、垂れてしまった皮膚をまつ毛の上で切除し、二重まぶたを作成します。
まぶたの状態によっては、眉のすぐ下を切開する眉毛下皮膚切除を選択する場合もあります。
腱膜性眼瞼下垂では、中の筋肉を縫い縮めてまぶたを引き上げやすくします。同時に皮膚を切除することもあります。
しばらく院内でお休みいただきます。
問題がなければご帰宅いただきます。
ご帰宅後、できるだけアイスパック等で冷却してください。
手術後当日は入浴、洗顔、洗髪はしないでください。翌日診察後からは可です。
約1週間後に抜糸をします。
担当医師
当院では、まぶたの手術の専門医師を招き手術を行っております。
まぶたの状態に応じた手術方法を選択することが最も重要となるため、
最適な治療法をご提案し、QOV(Quality of Vision)の向上を目指しています。